会議で、家庭で、教室で。
ひとつの質問に、みんなで答える。
それだけで、2つのことが起きはじめます。
自分では気づいていない、モノの見方のクセ。それがどっちに、どれくらい傾いているのかが見えてきます。そして人の答えとその理由を聞くうちに、「自分のこれって、当たり前じゃなかったんだ」と思う瞬間が来ます。
相手を言い負かすのではなく、「なぜそう思うようになったのか」を聞く。正解も勝ち負けもないので、安心して本音を出せます。その練習が、遊びながら自然にできます。
やることは、これだけです。まずは全体像から。
勝ち負けは、ありません。
かわりに、同じ質問なのに、みんなの答えが少しずつ違うことがわかります。
1テーマ15分。2〜4テーマ通して遊ぶなら、30〜60分が目安です。
それぞれ、役割がはっきり分かれています。
質問のカード。「共働きで子供が急発熱。仕事を調整して休むのは?」といった質問と、A(女性)/B(男性)という2つの答えが書かれています。
自分の答えを出すカード。表は「絶対にA!」から「フラットかな」を経て「絶対にB!」までの11段階。AかBかの2択ではなく、「どれくらいAなのか」まで答えられます。
そして、裏返すと Side A / Side B。同じ1組のカードが、そのままAかBかを選ぶカードに早変わりします。
話す順番が書かれたカード。この順番で話していくことで、気づきが促されます。進行役がいなくても大丈夫。ENTRYとUPDATE、2つのコースが表と裏に分かれています。
例えば、こんな質問が出ます。ボタンを押して、いろいろ引いてみてください。あなたの本音は、A寄り? B寄り? それとも、ど真ん中?
この11枚を、机に一列に並べます。
自分の本音の場所を、指差すだけ。
MIKATARIの中心にある遊び方です。11段階のバイアスカードを使って、AかBかではなく「どれくらいAか」を答えます。
自分の思い込みには、
傾向と程度がある。
その問いに、自分は何を思い浮かべたのか。
どんな思い込みを、どれくらい持っているのか。
それを伝え合うことで、おたがいの理解が深まっていきます。
A100〜B100の11枚を、横一列に。それをみんなで囲みます。自分の本音の場所を、指差して示すモードです。
はじめる前に、コースを1つ決めます。
インクワイアリーカードは、表と裏でコースが分かれています。どちらの面を上にして置くか、それだけです。途中で変えず、最後まで同じコースで進めます。
おたがいを知るための、5つの質問。
その考えの出どころまで掘る、5つの質問。
どちらも質問は5つ。1テーマ15分の目安は変わりません。迷ったら、ENTRYから。
10問すべての中身は、このあと詳しく。
シチュエーションカードを1枚引き、声に出して読み上げます。カードには質問と、A・B2つの答えが書かれています。
バイアスカードの11段階のうち、自分はどこか。「かなりA」なのか「まぁAかな」なのか。「フラットかな」も選べます。
机に並べたバイアスカードを、合図でいっせいに指差します。人の答えを見てから決めると、本音が出ません。
インクワイアリーカードに書かれた質問の順に、1人ずつ話します。ENTRYなら「その数値を選んだ理由」から。
全員の話を聞いて、自分の位置は変わりましたか。ここで1ラウンド終了。次の質問へ進みます。
上の①〜⑤をタップ/クリックすると、卓上の動きが切り替わります。
1山札から1枚めくって、読み上げる
2バイアスカード11段階のどこか、心の中で決める
3合図で、いっせいに指差す
4インクワイアリーカードの順に、1人ずつ話す
5聞いたあと、もう一度確かめて、①へ
カードを1枚めくって、また①へ。これを2〜4テーマくり返します。
どちらを選んだかで、
人を判断しない。
かわりに、「なぜそう思うのか」ではなく
「どんな経験から、そう思うようになったのか」を話す。
MIKATARIのルールは、これだけです。
追加のカードは要りません。じっくりモードで使ったバイアスカードを、裏返すだけ。11段階だった表が、AかBかの2択に切り替わります。
私は多数派? 少数派?
そして人の話を聞いて、考えが揺れる。
それが、目に見える。
質問が変われば、多数派と少数派は入れ替わります。何問か回すうちに、ほぼ全員が一度は少数派になる。
自分の当たり前は、人とは違う。それを、笑い合いながら確かめていくモードです。
1組のカードで、2つの遊び方。じっくり語りたい日は数字の面、大人数で盛り上がりたい日は裏面。場の人数や時間に合わせて、その場で切り替えられます。
裏返したカードを、各プレイヤーがA・B1枚ずつ手に持ちます。質問に対してどちらかを選び、合図で一斉に掲げる。どっちが多いかが、一目で見えるモードです。
シチュエーションカードを1枚引き、声に出して読み上げます。
裏返したバイアスカードのA・Bから1枚を選び、合図でいっせいに掲げます。
誰がどっちを選んだかが、一目で見えます。数えなくて大丈夫。多い方が勝ち、少ない方が特別、と捉えないでください。
少数派から、そして多数派から。「どんな経験から、そう思うようになったのか」を、1人ずつ話します。
聞いたうえで、もう一度バイアスカードを選び直します。動いても、動かなくてもいい。理由を聞いて、ラウンド終了です。
上の①〜⑤をタップ/クリックすると、卓上の動きが切り替わります。
1山札から1枚めくって、読み上げる
2A・Bから1枚選び、いっせいに掲げる
3多い方が勝ち、少ない方が特別、と捉えない
4少数派から、そして多数派から。経験を話す
5もう一度せーの。動いても、動かなくてもいい
カードを1枚めくって、また①へ。これを2〜4テーマくり返します。
聞いたうえで変わらなかったことにも、ちゃんと理由があります。そこを言葉にするのも、このゲームの一部です。
質問が変われば、多数派と少数派は入れ替わります。何問か回すうちに、ほぼ全員が一度は少数派になります。
その人の背景にある経験に、
焦点を当てる。
遊んでいると、こんな場面が出てきます。「人それぞれですよね」で終わってしまう。全員が同じ答えで、話が続かない。だんだん、正しさの言い合いになってくる。
そのとき、その場は「何が正解か」を決めようとしています。正解を探しているあいだは、おたがいの理解は深まりません。
向ける先を、変えてみてください。なぜ自分はそう思うのか。なぜ相手はそう感じているのか。その考えをつくった経験のほうを、聞いてみる。
「その考えは、いつ頃、
どんな経験で身についたと思いますか?」
この1つを全員が持っておくだけで、さきほどの3つの場面は、起きにくくなります。
身近な日常から、生き方や働き方まで。誰と遊ぶか、どこで使うかに合わせて選べます。
48の問い × 終わらない対話。
対話をリードする「インクワイアリーカード」。その日の相手と目的に合わせて、深さを選べます。
進行役に慣れた人がいなくても、話し合いが成立します。このカードが、話す順番をガイドしてくれるからです。書かれた質問に沿って進めるだけで、脱線せずに深まります。
カードの問いの順番に沿って輪番で話していけば、時間管理もスムーズ。誰か一人が話しすぎることなく、全員が対話に参加できます。
カードは表裏の2コース。相手や目的に合わせて、裏返して使い分けます。
はじめての人と、仲良くなりたいときに。みんなの「見方」を知り、理解を示す。
もっと深く、自分を変えたいときに。自分の「見方」を見つめ、言動をアップデートする。
同じ48の問いが、"知り合う遊び"にも"自分を見つめる時間"にもなる。
個人の遊びから、組織の学びまで。MIKATARIは、人が集い、語り合うあらゆる場で力を発揮します。
多様な住民が対話する場づくりに。世代・立場を越えて「違い」を尊重し合う、共生のワークショップとして。
正解のない問いに向き合い、他者の意見を聴く力を育む。探究学習・道徳・キャリア教育の教材として。
心理的安全性を高め、本音で話せるチームへ。DEI研修・1on1・チームビルディングの入口として。
導入をご検討の方は、お問い合わせより、活用のご相談を承ります。
その心配は、実際に起こります。カードの質問は一般論の形をしているので、「ケースによる」という答えは、論理的には正しいからです。
MIKATARIがそこで止まらないのは、「なぜそう思うのか」ではなく「どんな経験から、そう思うようになったのか」を話すというルールがあるからです。意見に「人それぞれ」はあっても、経験に「人それぞれ」はありません。その人の経験は、その人に1つだけです。
具体的な聞き方は、遊んでいて、困ったらにまとめています。
カードがあれば、進行役なしでも成立します。インクワイアリーカードに書かれた5つの質問が話す順番をガイドするので、カードの順に輪番で話していけば、誰か一人が話しすぎることもありません。
そのうえで、組織の課題に合わせて設計したい場合や、より深いところまで扱いたい場合は、ファシリテーターの派遣も承っています。お問い合わせよりご相談ください。
1セットの推奨は2〜5人です。大人数のときは、テーブルごとにセットを分けて同時に進めてください。
また、ワイワイモードなら1つの質問に全員が一斉に答えられるので、人数が多い場でも成立します。導入人数のご相談は、お問い合わせからどうぞ。
1テーマあたり15分が目安です。ENTRYコースでもUPDATEコースでも質問は5つなので、時間の目安は変わりません。
通して遊ぶなら30〜60分。2〜4テーマぶんです。研修の1コマにも収まります。
対象年齢は12歳以上です。小学校高学年から、大人まで一緒に遊べます。カテゴリーが6つに分かれているので、「学校」や「生き方」だけを使うといった選び方もできます。
探究学習や道徳の授業でお使いいただく場合は、進め方のご相談も承っています。
そうならないために、遊ぶ前に3つの約束を共有します。否定や批判をしないこと、自分の考えにこそ疑いを向けること、人の話を最後まで聴くこと。
そもそも勝ち負けがなく、どちらを選んでも正解ではないので、言い負かす理由がありません。
ここにない質問は、お問い合わせまでお気軽にどうぞ。
そこに誤解はない。
あるのは、2つの理解である。
— 西山 千
MIKATARIのバイアスカードに、「+」も「−」も、「正解」も「不正解」もありません。あるのはSide AとSide B。どちらが上でも下でもない、ただ違うだけの、2つの見方。
相手を否定して考えを書き換えるのではなく、自分の中に"もう一つの理解"をインストールする。
それが、OSをアップデートするということ。
否定や批判、心を傷つける言葉は避けよう。
自分の考えにこそ、あえて疑いの目を向けてみよう。
人の話は、最後まで聴き切ろう。